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2018年5月11日 (金)

信州上田への乗務日記・番外編

こんにちは。

2回連続でお伝えした、4月13日の特別運行「上越高田・上田号」。今日は番外編としてその舞台裏をご紹介したいと思います。

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ご覧ください。このセンスを感じるポスターを。

デザインはもちろん川西デザイナーです。

「企画を知った段階からこのデザインが浮かんでいました。」

と振り返る渾身の作は、中心に「毘」を配置した上越沿線の皆様が胸を熱くするデザインです。

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上越、上田の両市で大々的に記者会見が行われ、発売した商品が即日完売した頃、こっそり行われたのが試運転。

観光列車「ろくもん」が、高田駅にやって来ました。

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初めてのトキ鉄線内の走行のため、運転士をはじめとしたトキ鉄のスタッフも緊張の連続です。

沿線にはファンの皆様がたくさんいらっしゃいました。

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ろくもん客室乗務員の皆様は高田駅で記念撮影、

かけ声はもちろん「ハイ、ろくもん~♪」。

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さて、運行日が迫った4月某日。快晴のこの日、ついに雪月花の試運転です。

社長の嶋津が乗り込み、入念に沿線の見どころと車内の演出をチェックします。

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初めて善光寺平に降り立つ雪月花。

「冠着太鼓」での盛大なおもてなしが予定されている戸倉駅では、お客様の動線を確認します。

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駅員さんのDIYだという木の壁が印象的な戸倉駅は、戸倉上山田温泉の玄関口で、そば屋さんや喫茶店が現役の魅力的な駅です。

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ろくもんも停車実績がない三才駅は専属車掌のチョイス。

さらなる魅力がないか、危険な箇所はないか、チェックです。

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Dscn1988 ホームがカーブしているので、大きな段差に注意が必要ですね。

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しな鉄線内は専属車掌とは別に本務の車掌が乗務します。このお二人を紹介しなくてはいけませんね。

しなの鉄道様で車掌の指導を担当されていらっしゃる寺島さん(左)と当日の乗務を担当してくださる佐藤さん(中)。お世話になりました。

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続いて牟礼駅では、明治時代から現役の跨線橋も確認し、ファンの方の質問に備えます。「越屋根(こしやね)」が美しい牟礼の駅舎は、観光協会の事務所としても活用されています。

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名物だった天狗のモニュメントは老朽化のため、新しいモニュメントに変更されています。こちらもきれいですね。図柄は飯綱名物の林檎です。

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飯縄山、黒姫山と北信五岳の山麓を走行した雪月花は一気に高田へ。

高田駅ではお出迎えイベントに備え、広いホームに停車させます。入念に停止位置の確認をします。

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最後に、川西氏デザイン、燕振興工業謹製の特製サボを差し込みます。

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かくして、雪月花とろくもんは川中島を越えて、無事に特別運行を務めることができました。

今後とも、折に触れて特別運行(他社線への乗入れ)を実施して参ります。

皆様、応援よろしくお願いします!

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