信州上田への乗務日記・後編
こんにちは。今日は前回に引き続き、4月13日の特別運行「上越高田・上田号」午後便の様子をご紹介して参ります。
上越、上田の両市、両商工会議所の繋がりを背景に、その懸け橋として相互乗入れを拝命した観光列車「ろくもん」と「えちごトキめきリゾート雪月花」。
川中島を越えて信州上田まで。壮大な運行へいざ、出陣!ということで、ついに上田駅に到着した雪月花。
甲冑駅長として有名な酒井駅長がこの笑顔でポーズです。
隣県のリゾート列車をとても歓迎してくださる長野の皆様。ほんとうにありがとうございます。
そして、
感動している場合ではありません。
これから短い時間で折返し、午後便のお客様を迎えます!
長野をはじめとした県外の皆様で満席となった「上越高田・上田号」午後便。越後高田へ向け、いざ出発です。
上田の皆様、約100名でお見送りいただきました。上田城を横目に、短い滞在を終えた雪月花はゆっくりとエンジンをふかします。
列車はすぐに戸倉駅へ。お客様は温泉茶をお楽しみになりますが・・・
「冠着太鼓」の皆様はなんだかソワソワしています。
ファンの皆様がカメラを構えるそこに!
ろくもんです。観光列車「ろくもん」号が雪月花の真横に!
運行時刻の関係で2分間。戸倉駅で相見えた両者。実は、真横に並ぶようにしなの鉄道様が「ろくもん」号の到着ホームを変更してくれたのです。
なんと素晴らしい演出!!ファンの皆様は夢中でシャッターを切ります。
「冠着太鼓」の力強い演奏の中、戸倉駅の皆様、戸倉運輸区の皆様、「ろくもん」客室乗務員の皆様、さらには運行補助で出張した弊社のスタッフにも見送られ、ゆっくり、ゆっくりと戸倉駅を後にします。
川中島を快走した雪月花は長野のベッドタウン、三才駅へ。ここはまさに「三才児の聖地」。「ウェルカム三歳児プロジェクト」の皆様と「サイまる」が雪月花を歓迎してくださいます。
お客様の中には駅前の「おやき」をお求めになる方も。長野名物の「おやき」。こちら三才駅前の「おやき」は「蒸しおやき」。写真がないのが残念!
リンゴ畑を越えて雪月花は一路、急勾配区間に。
桜が満開の牟礼駅に滑り込みました。ここでのお出迎えは、ん?
「みつどん」です。
飯綱町のPRキャラクターがテーマソングをバックに自らりんごジュースを振舞ってくれました。このジュースが美味!ありがとうございます!
県境を越え、「頸城平」に一気に舞い降りた雪月花は、村山上越市長をはじめとした上越の面々が待ち受ける高田駅に無事、戻って参りました。
ホームに降り立つお客様の笑顔。また、直接お褒めの言葉を頂戴したお客様。初めての上田への乗務で緊張の連続だった私たちにとって、最高の贈り物です。ご乗車ありがとうございました。
次回は当ブログ名物の舞台裏を少しご紹介したいと思います。
お楽しみに!