先週の乗務日記
こんにちは。先週(12月2日・3日)も多くの皆様にご乗車いただきました。
その様子を少しご紹介します。
ついに始まりました、今年度の冬期特別運行！
12月は「カニコース」です。それでは、出発進行！！
冬期特別運行では降雪による運休リスク軽減のため、1日1便の設定です。いずれも、糸魚川駅を出て、上越妙高駅に向かうコースになっています。
「雨飾山」に見送られ、いざ出発。そう、向かうのは西です！
早速車窓に広がる海に、お客様が思わず立ち上がります。
「境川」を経て雪月花は1年ぶりに富山県へ。ここから短い富山旅行です。
折返し地点の泊駅(あいの風とやま鉄道線)に近づいた雪月花は一旦停止。
実は今回、泊駅には「誘導信号」で入駅するダイヤになっているんです。
泊駅は、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の接続駅になっており、スムーズな移動のため、同じホームに同時に2本の列車が進入するんです。
鉄道ファンの皆様必見のこだわりのダイヤ設定！(専属車掌談)
金沢行きの列車が待つホームに向かいます。
(関空快速などを使われる方はお馴染みの光景かもしれませんね。)
こういうことです。
ホームでは下新川郡朝日町の皆様がお出迎え。お久しぶりです！
滞在時間が短く、早々にお別れしなくてはなりません・・・
能登半島(写真には写っていません)と宮崎海岸を見ながら列車は新潟県へ。
12月の富山県東部はまだまだ穏やか。荒波の日本海とは程遠い美しい海です。
青海駅に差しかかった列車は再び景観徐行です。
後方にそびえるのは石灰岩の塊「黒姫山」です。
ここ糸魚川の主要産業はコンクリート生産。生産高は国内五指に入ります。
かつてその輸送拠点だった青海駅は長年、国鉄における貨物取扱高一位を誇った駅で、往時を偲ぶことができます。
糸魚川駅を通過した雪月花は能生駅へ。運転士に見送られたお客様は、ここからバスに乗り換え、「道の駅マリンドリーム能生・かにや横丁」に向かいます。
ちなみに、マリンドリーム能生の目の前にはサイクリングロードになった旧北陸線跡がありますので、お好きな方は要チェックですよ。
「かにや横丁」は年末に向け大売り出し。試食だけでお腹がいっぱいになりそうです。もちろん、雪月花のお客様にはカニ汁を一杯サービス。
こちらは「鮮魚センター」。新鮮な地物の魚はもちろん、「幻魚(げんぎょ)」を始めとした手作り干物もたくさん。
買い物に夢中になってバスに遅れないようにしてくださいね。
さて、12月の冬期特別運行「カニコース」、まだ、最後の週はご予約可能です！
皆様のお電話、お待ちしております。