信越本線の乗務日記・後編
こんにちは。
雪月花の信越本線特別運行三部作、いよいよ完結です。
前回に引き続き、その様子をご紹介して参ります。
上越を出、荒波の日本海、雪の中越、そして、弥彦の神にも見送られた雪月花。
ついに最後の停車駅、新津へ。
「西の米原・東の新津」、と言われた鉄道のまち新津。ここでも駅員の皆様に見送られ、雪月花は亀田郷の雄大な田園地帯へ。
ここからは、新潟市中心部に位置する新潟駅に向かっての、雪月花の走破です。
北陸新幹線の金沢延伸開業に伴い、新潟県から多額の出資を受けて誕生した「えちごトキめき鉄道」。
雪月花の新潟駅乗り入れには、万感胸に迫るものがあります。
専属車掌の放送に、皆様が聴き入ります。
高架化工事が進むアプローチを雪月花が進み、目の前には「東跨線橋」、そしてついに新潟駅のホームが!
「水の都・新潟」「食の宝庫・新潟」・・・数々の美辞麗句が去来し、お客様のボルテージも高まります。
多くのファンの皆様や報道関係者の方々、駅長様を始めとした新潟駅の皆様にお出迎えいただき、雪月花は新潟駅の仮設ホームに滑り込みます!!
お客様が降りられると、私たちもカメラに囲まれてしまいました。
かくして雪月花は新潟駅までの136kmを無事、走破しました。
雪月花は昨年、上越地域活性化のためにデビューし、新潟県民の皆様から大きなご支援を頂戴して実績を積み上げているリゾート列車です。
基本的には「えちごトキめき鉄道」線内で上越地方の魅力を発信して参りますが、「是非、この素晴らしい車両を、今後も多くの皆様に見ていただきたい」、とも考えています。
ご乗車になられた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。今後も変わらぬご声援をお願い申し上げます。
さて、今日から雪月花は冬期特別運行です!
次回からのアテンダントブログでは、秋の運行、そして冬期特別運行「カニコース」についてご紹介して参ります。