今週の乗務日記
こんにちは。先週(2月11日・12日)は、待ちに待った冬期特別運行Bコース、多くの皆様にご乗車いただきました!
その様子を少しご紹介します。
冬期特別運行のBコースは、富山県を経ながら日本海の荒波をご覧いただき、マリンドリーム能生に寄り道、そして高田駅、上越妙高駅へとご案内するコースです。
2日間とも満席のご予約をいただいた雪月花は、雪の中、出発地の糸魚川駅に向かいます。
お食事はAコースと同様、土曜日が洋食、日曜日が和食です。
初めてのあいの風とやま鉄道・泊駅への乗り入れ、私たちアテンダントも、準備の合間に取材を受けます。
最初に広がるのがフォッサマグナ・姫川のこの景色。アルプスの絶景は見えませんでしたが、セメント工場の白煙が何とも言えません。
県境が近い親不知駅までくると、もうお客様は席に座っていられません!
列車はついに、泊駅(富山県朝日町)へ。
地元の皆さんと報道陣の皆さんが横断幕を掲げて大勢で出迎えてくれました。
わずか8分間の停車時間ですが、ホームには笑顔が溢れます。
束の間の富山県の美しい海、「天下の険」親不知・子不知海岸の絶景に、思わず足が止まってしまいます。
かつての青海駅の賑わいに思いを馳せ、糸魚川駅を通過した雪月花は能生駅へ。
バスに乗り換え向かった「マリンドリーム能生」では、県立海洋高校の皆さんによるちゃんこ鍋と地元の新鮮な魚介類がお出迎え。
専属車掌もこの時ばかりはバスガイドに(この写真はありません)。
車内に戻ると、特別な日にご乗車いただいたご夫婦がサプライズの花束を。
Bコースでは雁木通りを歩きませんが、高田駅では雪国装束を着ていただきます。地元の皆さんは映画の世界から飛び出してきたみたいですね。
4時間の乗車時間はあっという間に過ぎ去り、上越妙高駅へ。
晴れの舞台を終えた雪月花は夕闇の車庫へと帰りました。
Bコースでの運行は、雪月花の新たな一面を垣間見ることができました。次回運行の際はぜひご乗車ください。
※冬期は、Aコースが運行困難の場合は急遽Bコースにて運行いたします。