1月の乗務日記
ご無沙汰しております。1月は「冬期特別運行・高田コース」、多くの皆様にご乗車いただいております。
その様子を少しご紹介します。
ついに降りました。雪です!
皆様、越後上越は雪の中です。1・2月は「雪国の雁木通りツアー」をメインとした「高田コース」です。それでは、出発進行!!
冬期特別運行の魅力の一つである日本海の荒波を横目に、列車は直江津を経て「花と歴史の城下町」高田へ。
と、その前に。
ご覧ください、このハイデッキ。ランプがおかしい!!
この度、ハイデッキ席(貸切)のテーブルランプは上越市のガラス工房「falaj」丸山氏によるオブジェに変更されております。
なんのオブジェかは、実際にご覧ください!
このお出迎えをご覧ください。
地元有志の皆様によります高田駅での雪国装束を用いたお出迎え。パンフレットでもご紹介しておりますが、お客様からは歓声が聞こえます。
いよいよ、「雪国の雁木通りツアー」の始まりです。
昨年大好評だった高田の街歩きですが、一部、「高田って城下町なの?」という声も聞かれました。今年はグレードアップした雁木通りツアー、バスで市街地を巡ります。
バスは北国街道沿いのアーケードから雁木通り、高田城の堀周りを走行、バスガイドさんの軽快な案内で、高田のまち造りの経緯や背景を体系的にご覧いただきます。運行は地元「頸城自動車」様にご担当いただいております。
そしてバスは高田文明開化の象徴、百年映画館「高田世界館」へ。
明治44年に芝居小屋として誕生した高田世界館は、NPO法人によって今でも毎日映画を上映している現役最古の映画館で、建物は登録有形文化財です。
もちろん、映写室の見学も!
次に訪れるのは伝統的な雁木町屋。写真は町家交流館「高田小町」ですが、今年はどの町家にご案内するか、その日によって異なります。リピーターの方にはワクワク感倍増です。
おふるまいや買い物タイムを経て、お客様は再び列車へ。
ここから雪月花がエンジンを唸らせ、豪雪の急勾配を登ります。
二本木駅はすっかり雪に埋まってしまいました。当然この豪雪と、スイッチバック、二本木駅ミニツアーはセットで体験していただきます。
そして今回、時間調整のため初めて停車となったのが新井駅。北国街道の宿場町で、昭和に入って化学工場の進出で急激な発展を見せます。
ここでは駅長と除雪スタッフの皆さんが雪だるまを作ってお出迎え。
この日はトキテツくんの雪だるま!このクオリティーに脱帽です。
収まりきらない冬の上越の魅力がぎゅっとつまった4時間弱。
2月の冬期特別運行「高田コース」、まだご予約可能です。
皆様のお電話、お待ちしております!